資格試験の勉強法その自己管理とは

合格を目指せる自己管理とは

こんにちは、共著「マインドマップ資格試験勉強法」の近藤哲生です。自己管理とは、戦略と戦術を実行するように自分をコントロールすることです。戦略も戦術も知っているだけで、実践しなければ全く無意味です。そうならないように、実践をして戦略や戦術が得点力を高めてくれて意味あるものにすることです。

具体的には、自分が決めた学習計画を実行することです。合格を目指せるように学習計画は所用時間と時間配分から、初期にジグソーパズル勉強法とカンニング勉強法を、中期にはリンキング勉強法を、後期にはリピート勉強法を、それぞれ実行することを求めます。

その状況をモニタリング(監視)しコントロール(修正)することが自己管理です。あくまで、実行あっての自己管理です。動機付けと時間管理との2つの側面を持ちます。

動機付けとは

まず、動機付け、どうしても合格すると言う高い意欲と持続的なやる気です。何故、合格を目指す為にそれらが必要な理由はこうです。

例えば、社労士や一級建築士の試験勉強は合格するために最低でも勉強時間として800時間を要求します。

1年365日で合格を目指すなら、毎日勉強するとして約2時間/日です。平日は通勤や残業もありますから、実際に可能な平日の勉強は1時間としましょう。すると、土日は3.5時間を勉強に充てる計算になり、以上を1年間つまり52週間続けます。

こうして1日にできる現実的な勉強時間を考えると、資格試験の勉強期間はやはり1年間は欲しい。また、難関の税理士の試験勉強は数年間という期間を要します。その期間には、職場なら断りにくい付き合いや、自宅では飲酒やテレビなど、さまざまな誘惑はあなたが勉強することを邪魔しようと待ち受けます。

ですから、どうしても合格すると言う強い気持ちを固めることで、誘惑に打ち勝ち、長期に渡る勉強の期間を乗り越えられるようにすることが不可欠。そこで拙著では、不合格になるデメリット、合格するメリット、合格をする大きな目的、それら3つのマインドマップを書くことをご案内しました。

3つのマインドマップを書くのご案内は、不快を避けて、快感を得ようとする人も含めた生き物がもつ深層心理を駆動して、また目的やその意味を明確にして、強い動機付けをする方法でした。

動機付けの障害となる現状維持とその対策

ところが、講座やコーチングの聴き取りで分かっているとても悲しいことですが、多くの人は方法を「フーン」と読むだけで3つのマインドマップを書かないのです。マインドマップを書かなくても、用意されている質問に対して普通の文章で解答しても良いのです。でも、それすらしません。

これはどうしたことでしょうか。確かに、絶対に合格したいとする強い動機付け、やる気は欲しい。しかし、やる気を得るための方法はやらないのが事実です。人は変化を求めながら、実は変化を避けたいからです。変化をすることは今とは違う自分になることですが、コッソリ今の自分のままで居たい現状維持の仕組みを持ちます。

例えば、合格をするために勉強したいと思いつつ、「明日から勉強しよう」とついテレビのスイッチを入れて連ドラを見はじめます。そして、一週間が経つと、「先週も見たから続きを見よう」と勤勉に現状維持をし続けます。勿論、テレビだけに及ばず飲酒やゲームも「明日から」と同じです。決して怠惰ではなく、勤勉に現状維持をします。

試験勉強をしたいと頭で思いつつも体で現状維持をする状態は、左右の足をそれぞれ別の船に置くことに似ています。又は、自転車なら足はペダルを一所懸命に漕ぎながら、手は全力でブレーキをかける様な状況です。つまり、エネルギーを浪費して疲れる非効率な状況です。あるいはストレスにまみれた状態です。

そうではなくて合格を目指すには、どんな誘惑つまり現状維持にも打ち勝って、合格を目指して勉強する強い動機付けが、長期にわたる資格の試験勉強には必須なのです。本を読んで終わりのように一人でできにくいのも事実ですから、講座やコーチングといった機会を活用して、強い動機付けをして合格を目指す人もいます。

講座に参加した人は、自分1人では書けなかったそれら3つのマインドマップを演習として書きます。例えば「不合格になると『不合格?!』とバカにされる」デメリットや「合格できれば、月額3万円の資格手当がもらえる」メリット、「人生のミッションを達成できる」大きな目的に気づきます。強い動機付けができます。

時間管理とは

次に時間管理です。時間とは、生まれてから死ぬまでの間を指すように、決して無限ではなくて、あくまでも有限です。または、出来事の連続のことです。以上から、時間管理とは、限られた時間しかない勉強時間を確保し、確保した勉強時間を有効に使えるという出来事を起こせるように、自己を監視し制御することです。

社労士や一級建築士の例をご覧になったように、合格を目指して毎日勉強するとして、平日は1時間、土日は3.5時間を勉強に当てるとします。さて、時間管理はどうでしょうか。なるほど、簡単そうです。でも、実際に勉強するとなると「眠い」「だるい」「ちょっとだけ」と豊かな言い訳が出てきます。

無論、それは今まで勉強していなかった状態を保とうとする現状維持の現れです。でも、そのままでは、決して合格を目指せません。それでは、まずいのでしょうから、勉強する時間になったら机に向かう様な時間管理が不可欠です。自分が机に向かうという出来事を自分で起こすセルフコントロールが必須です。

時間管理を実践する方法とは

ではどうすればそうできるのか。勿論、それについても拙著で勉強からの逃避行動をマインドマップに書いて自己管理にする方法をご案内しました。加えて、合格を目指す為に時間管理を含めてできる全ての事、コミットメントを自覚できるマインドマップの作成もご案内しました。これに対して多くのどう取り組んだでしょうか。

これまた、聴き取りの結果で実に悲しいことですが、「フーン」と読んで終わりにしていました。これも残念な事ですが、やはり心の奥深くまで根付いた現状維持の現れでしょう。でも、これでは合格を目指すことは叶いませんから、どうにかしようと向上心の旺盛な一部の読者が、講座に参加できない場合に、コーチングを活用しています。

コーチングを活用した人たちは、コーチとの対話で、上司のせいにしてサービス残業に付き合ったり、「ちょっと一杯」とつい飲酒に耽ったりする逃避行動に気づきます。また、勉強時間を確保できるように携帯電話のアラームを利用したり、テレビを押し入れに片付けたり、家中のお酒を捨てたりするコミットメントを発見します。

実は、強い動機付けと時間管理は表裏一体です。どうしても合格するとした強い動機付けがあれば、どのような誘惑があっても勉強時間を確保する時間管理ができる。勉強時間を確保する時間管理ができれば、できたことから自信も湧き、「今日もできたから、明日もやるぞ」と合格を目指して強い動機付けを維持できるのです。

しかし、強い動機付けが空回りする場合があります。合格したい気持ちが強い人ほどウッカリするとハマリ易い試験勉強の落とし穴があるからです。その罠にはまり込むと、勉強時間を確保していても、不合格を招く結果になるのです。詳しくは、特別無料レポートをご覧ください。

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