試験勉強にも恩恵をもたらす音読の始め方と続け方

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【概要のご案内】
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 こんにちは。
 資格試験NLPコーチの近藤です。
 
 今日から3連休でしょうか。
 仮にそうならば勉強の遅れを挽回するのに良い時期ですね。
 そうでなくても、試験勉強の遅れは早晩に解消するに越したことはない。
 
 暦は既に11月でした。
 次の本試験が来年の8月だとしたら残すところはあと10ヶ月です。
 もし、まだ試験勉強を始めていなければ、早々にそれを開始することが賢明。
 
 例えば、社労士の場合、合格を目指すのには最低800時間を要します。
 10ヶ月間での試験勉強ならば、月当たり80時間の勉強が不可欠。
 つまり、毎日160分の勉強をしなければならない。
 
 勉強の開始が遅れれば、毎日の勉強時間はもっと増える。
 睡眠や食事、仕事の時間を考えると毎日の勉強時間を増やすのには限度がある。
 結果として、合格を目指すことが困難になるのは当然のこと。
 
 だから、他の資格試験の勉強にしても、
 あなたが本気で合格を目指しているのならば、
 試験勉強を早々に開始することが賢明なのです。
 
 
 いきなりお説教モードになってしまいました。
 
 そう言えば、前回に音読で試験勉強を始めることをご案内しました。
 それについて、読者の方から次の様な声が寄せられました。
 
 「音読の効果は分かるけど、続けられない」
 「音読の効果を感じ始めると、なぜか止めてしまう」
 「音読を習慣化できそうになると、音読をすることが嫌になる」
 
 それって、どうしたことなのでしょうか。
 今回はそうなる原因と解消法とをご案内しますね。
 
 
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【試験勉強にも恩恵をもたらす音読の始め方と続け方】
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 音読が習慣化できない。
 
 例えば、習慣化するまえに止めてしまう。
 習慣化でき始めているのに、訳もなく止めてしまう。
 
 などなど、音読を習慣化することに困難を覚える方々が今も散見されます。
 そうした人達は、北は北海道から南は九州まで多数いらっしゃいました。
 事実、記憶力の強化を熱望して講座に遠路はるばる参加なさった。
 黙読や高速再生の聴覚訓練よりも効果が望めることも学んだ。
 そうであるのに、音読を中断する人が後を絶たなかった。
 
 無論、現在でも同様の事が起きています。
 冒頭でご紹介した読者の声がそれを露呈しています。
 もちろん、そうなることが悪いと審問するつもりは全くありません。
 
 そうではなくて、
 そうなるのはもったいないと申し上げたいのです。
 
 やり始めるのにお金は一切かからないし、決して難しくもない。
 加えて、やり続ければ、脳科学的に検証済みの効果も多いに期待できる。
 
 だから、音読をやらなかったり、習慣化できなかったりするのはもったいない。
 もちろん、そうなる原因は以下の様に提示できます。
 
 
 
 まず、無料つまりお金が一切かからないことです。
 
 どうしたことか、それだと効果がないと思うのが人の常。
 あるいは、ただでできる方法は、きっと怪しいと密かに疑う。
 逆に、高額なものほど、金額に比例して効果があるとウッカリ思う。
 
 費用の高低と効果の高低とが相関すると思い込んでいる。
 ですから、音読を始めなかったり習慣化しなかったりする。
 脳科学的な検証が提示されてもそうなのですから実に不条理。
 
 次に、簡単つまり決して難しくないことです。
 
 ここにもお金と同様の思い込みが見え隠れします。
 方法の難易と方法がもたらす効果の高低が相関すると。
 その思い込みを解消する為に科学的な根拠を示してもです。
 
 最後に、決定的な原因が音読がもたらす変化への心理的な抵抗です。
 
 人間は実に良くも悪くも現状のままを望む生き物。
 悪くも実際にそうであるのは諸処に散見できる事実。
 
 例えば、小太りの人は小太りのままでいるようにします。
 食事制限をすれば良いと分かっても、糖質や脂質を無節操に食べます。
 あるいは、小豚クラブから脱会する方が良いと分かっている。
 なのに、そうすることに何か罪悪感を覚えて小太りの状態を維持する。
 運動をすれば痩せられると分かっていても、しないししても継続しない。
 
 あるいは、喫煙者は喫煙者のままでいようします。
 喫煙が、健康にも経済的にも全く決して良くないと分かっている。
 そうなのに、折に触れて機会を見つけて煙草を口にすることを止めない。
 無論、喫煙クラブから足抜けする方が煙草を止めやすいとも理解している。
 が、しかし、悪い仲間と縁切りすることに妙な不義理を覚えてしまうのです。
 
 その一方、スマートな体型を維持している人はどうか。
 食事制限や運動を続けたりすることは、明日も来週も来月も当たり前。
 禁煙を果たした人は、決して煙草に手も伸ばさないし口にもしない。
 無論、喫煙クラブへの再入会を思ったりしたりも決してない。
 
 
 
 以上の様に、私たちは現状維持を知らぬ間に果たします。
 同様のことが音読についても果たされているのです。
 音読を続けると確実に変化が起きますから。
 
 例えば、多方面への認知力を要する車の運転も妙に楽になります。
 それは音読で認知力が高まった証左なのですが、「楽」が何故だか「嫌」。
 妙に楽になった変化が今までの自分とは違うので無意識に警戒します。
 何か良くないことが起きていると密かに抵抗を覚えて、音読を止めます。
 こうして良い事が起きている変化に抵抗する、負の現状維持を果たします。
 
 または、理解力や論理力も高まるので発言力が自ずと高まります。
 以前と違って、同僚や上司、友達に対する影響力が高まるのは当然。
 しかし、そうなった変化に自分も周囲も「どうしたの」と変化を訝る。
 極端な場合、「急に変わったけど何か修行でも始めたの」と揶揄される。
 すると、自分自身や周囲の変化に齟齬を覚えて、音読を止めてしまう。
 まんまと、これまた負の現状維持を達成することができるのです。
 
 良くなることを望みながら、良くなることに人は抵抗をする。
 つまり変化を回避する現状維持を知らぬ間に果たすのが私たちです。
 知らぬ間にと書き記したように無意識でそうできる有能さを人は持ちます。
 
 
 
 そうならば、負の現状維持を打開する方法とは何か。
 
 それが起きないように、自分の行いに急な変化を起こさないこと。
 つまり、徐々に少しずつの変化を積み重ね、それを選び続ける実践です。
 
 まず、負の現状維持がなるべく起きにくいようにする。
 音読が効果的だからと言って、急に毎食後に10分以上の音読をしない。
 そうではなくて、1日に1回、5分だけの音読を淡々と続ける。
 5分が負担ならば2分だけでよいので、気軽に音読を続ければよい。
 2分に慣れたら3分、3分に慣れたら4分と音読の時間を延ばす。
 4分に慣れたら5分と徐々に音読の時間を延ばすように少しずつ変化を創る。
 
 次に、前述した負の現状維持を止まって観て、その打破を選び続ける。
 要するに、現状維持をし始めている自分に気づいて、革新維持をし続ける。
 もし音読を止めたくなっているなら音読を続ける。
 仮に止めて数日経っていると気づけたらば音読を再開する。
 再開する時、中断を挽回しようと50分の音読を始めるのは全く不要。
 5分が無理ならば、上記のように2分から徐々に音読の時間を延ばすのが良策。
 
 
 
 以上、試験勉強にも恩恵をもたらす音読の始め方や継続法をご案内しました。
 無論、それをどうするかは、ここまでご笑覧を賜ったあなた次第です。
 
 理屈で分かっていても、負の現状維持をしたいのが我々でした。
 もちろん、それも解りながら長々とご案内しました。
 
 あなたに取って賢い選択とその継続があれば幸いです。
 
 
 
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【編集後記】
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 私は音読を継続して既に15年が経ちました。
 記憶力の衰えは全く自覚することがありません。
 
 「ナニ、ボケたんじゃないの」と言えるかも知れません。
 しかし、そうとばかりは言えないように思います。
 
 記憶力が衰えない、つまり記憶力が維持できている。
 仮にそうならば、記憶力の衰えが自覚されるはずがない。
 
 
 ですから、音読の効果は記憶力を維持することでもあるとも言えます。
 そこで、「ケッ、音読ってたいした効果がない訳ね」とも思うでしょう。
 とは言え、記憶力が維持されることは、視点を変えれば向上とも言えます。
 
 人の記憶力は加齢と共に右肩下がりになるのはご賢察の通りです。
 「度忘れして、アレコレと言うのって、年のせい」と言われる通り。
 そうならば、記憶力が維持される状態は相対的に記憶が向上と見られる。
 
 
 記憶力は、認知力や理解力そして分析力など知力の総体です。
 巷間に流布するように、頭の良し悪しを端的に表していました。
 
 それからして、音読の効果は、その継続からこうとも言えます。
 「音読は今以上に頭が悪くならない為の安全保障」
 
 来年も、10年後も、こうして文章が書けるとしたら、
 音読の安全保障は機能しているのですから、
 明朝も音読をすることは当然です。
 
 
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◇責任者:「マインドマップ資格試験勉強法」共著者の一人、近藤哲生
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