「○○したい、でも、○○できな」板挟みの解消法とは

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【概要のご案内】
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 こんにちは。
 3週間のご無沙汰でした。
 資格試験NLPコーチの近藤です。
 
 ご無沙汰中、
 大型連休も既に終わり。
 楽しかった東京で学ぶ為の出張も同様。
 時の経つ様子は、まさに光陰矢のごとしでしょう。
 
 
 その一方、
 もしもこの夏に受験するならば、
 あなたが既に追い込み時期なのはご自覚の通り。
 
 この時期は、
 不得意科目で合格基準を満たせるように、
 得意科目で1点でも多くの加点が叶うように、
 過去問集の反復解答を通して確実に解答力を強化する期間。
 
 ですから、
 多忙な毎日の中、
 何が何でも勉強をし続けることは必然のこと。
 
 
 ところが、どうしたことか、次の様な気持ちも到来する。
 「勉強したい、でも、勉強できない」と。
 
 つまり、実に大切なことに関して自分が板挟みになる。
 やれやれ、その様に困ったことは、
 これを解決することはどうしたらできるのでしょうか。
 
 今回は試験勉強でもありがちな板挟み状態を探求します。
 そして、その板挟み状態の解決策をご案内しますね。
 
 
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【「○○したい、でも、○○できな」板挟みの解消法とは】
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 追い込み時期でなくても困った状況が先のこれ。
 「勉強したい、でも、勉強できない」と言う板挟み状態。
 
 その状態はあまり思い当たらないとしても、
 過去問の解き方を理解することを阻むこれかも知れません。
 「考えたい、でも、考えられない」とした矛盾に満ちた心持ち。
 
 その心持ちは、
 その他の事例においても同様で、
 ある状態とそれに対極する状態と板挟み状態、
 すなわち前者と後者との二極をいったり来たりする心持ちです。
 
 そのような心持ちは、
 心理学に関して勉強家の皆さんが、
 ダブルバインドとしてご存じであるあの心理状態です。
 
 その状態は、仕事に限らず試験勉強でも時に訪れる。
 ここまで読まれたあなたも、きっとご経験ではないでしょうか。
 あるいは、経験済みでなくても、いま経験中であるかも知れませんね。
 
 何れにしても、あることに関する板挟み状態は全く困ったこと。
 では、そうしたダブルバインドを解消するにはどうすればできるのか。
 
 
 
 それを解消する最初の一歩とできるのが次の言葉です。
 
 「問題が作られた中で使われた同種の思考を使うことで、
  私たちは問題を解決することはできない」@アインシュタイン
  
 この名言は、問題を解決する為の有効な指標です。
 ある問題を解決するには、思考の水準を変えることが必要。
 ある問題が生じた思考の枠を超越することの有効性を示します。
 
 先の名言を解りやすく言い換えるとするとこうなるのです。
 
 「私たちが問題を解決することができるには、
  問題が作られた以外で使われる異種の思考を使う」
 
 例えば、板挟み状態の問題を解決することができるには、
 ダブルバインドの状態が作られた考えを超越した思考を使うのです。
 
 ですが、
 「何だか抽象的でよく解らない」とのご心境を拝察できます。
 はい、では、実際に続く事例を通して解決策をご提示しましょう。
 
 
 
 例えば、過去問の解法を目にしている時です。
 
 「考えたい、でも、考えられない」、
 そうした板挟みにあなたがなっているとします。
 
 するとありがちなのが、よくある事例で言うと、
 「根性、気合いを入れて考えるだよ」と言う精神論です。
 しかし、既にご賢察の通りに、その精神論では、解決不可能。
 
 先の精神論はアインシュタインが述べる様に同種の思考。
 考えたいが、考えられないの状態が強化されるだけ。
 堂々巡りが強化されて苦しさが色濃くなります。
 
 
 
 そうするのではなくて、
 問題が作られた外で使われる異種の思考を使うのです。
 
 「考えられない」とする時、心の中に秘めた絵はどうなっているのか。
 そのように自問するのが、異種の思考を使う1つの有効な例となります。
 すると、過去問の解き方を例示するある図解と別の図解が心に浮かんでいる。
 
 仮にそうならば、
 「その絵が、どのように「考えられない」ことを意味するのか」と自問します。
 
 そこで、推測できる状況が、例えば「意味が分からない」でしょう。
 
 そうなっている人の頭の中にあるのは2つの絵だけ・・・つまり情報だけ。
 
 
 
 そうですから、
 「その情報は何のためにあるのかな」と自問できる。
 「それって、区別をするためのようだな」と答えが浮かぶ。
 
 仮にそうならば、浮かんだ答えに関してこう自問する。
 「何の為に、うーっと、何の目的で」と思考の枠を超えるように。
 「あぁ・・・、これは比較検討をするだなぁ」と次の答えに思い当たる。
 
 ここまでを振り返って見ると、最初の困惑はこう見なおせます。
 「それらの絵は、区別をする為で、比較検討するための情報」だと。
 
 そこで、その情報を頭に持っている自分の状況についてこう自問できます。
 「あの状況で自分が欲しい成果のいくつかは、何なのかな」と。
 
 すると、「より良い過去問の解法」と自答できるかも知れません。
 そこで更に「『より良い』とは何を意味するのかな」と思考の枠を変える。
 とすると、「より確実に解答へ近づくため」と自答がやってくる。
 
 そこで、「それは何をするために、ウーンと、なんの目的で」と自問を深める。
 例えば、「上質な合格を果たすためだね」との自答を思いつける。
 
 同様に、「上質とは、どんな意味かな」と自問を続ける。
 すると、「有資格者として誇れる教養と技能を身につける」との答えができる。
 
 
 
 以上の自問と自答を振り返って見ると、最初の情報が全く異なってこう見える。
 
 「それらの絵は、
  区別をする為で、
  比較検討するためであり、
  より確実に解答へ近づくためでもあり、
  上質な合格を果たすためであり、
  有資格者として誇れる教養と技能を身につけるため・・・」
  
 そこで、最後においては、こう自問してみましょう。
 「これら全てはどのような更に大きな目的の為にあるの」と
 すると、例えば、次の様な自答がやってくるでしょう。
 「人生の意義を深く味わえる社会貢献をする為に」
 まとめてみると、自然とこう見なおせるようになれます。
 
 「それらの絵は、
  区別をする為で、
  比較検討するためであり、
  より確実に解答へ近づくためでもあり、
  上質な合格を果たすためであり、
  有資格者として誇れる教養と技能を身につけるためであり、
  人生の意義を深く味わえる社会貢献をする為に」と。
 
 以上の視点に立つと、最初の板挟みの状況の意味が豹変することでしょう。
 その状況は1つの情報であり、思考の枠を変えると強い動機付けとなる。
 試験勉強をつよく推し進めるやる気に転じることになるのです。
 以上、受験勉強にありがちな板挟みを解決する方法でした。
 いかがだったでしょうか。
 
 なるほど、「それができたら苦労はしない」でしょうか。
 とは言え、決して苦労しなくても良いのです。
 あなたもできる機会があるから。
 
 慣れないと一人でできにくい場合も多い。
 ですから、本誌の末尾にコーチングのご案内があるのです。
 「・・・ができな」をスパッと解決する好機にしてできますからね。
 
 まだ・・・、
 お気づきでなかったかも知れませんね。
 
 
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【編集後記】
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 今回の解決策は先週の出張で学んだことの1つです。
 パラドックス(ダブルバインド)ワークショップで学んだそれでした。
 
 そこではもちろん自分事を課題にしました。
 自分の課題を解決できないのに他人の課題を解決するのは無理。
 あるいは、「まず隗より始めよ」と名言も強く戒めるのですから。
 
 その課題とは、「○○しても駄目、○○しなくても駄目」の板挟み。
 ○○は、仕事や飲酒、ゲームといった嗜癖の対象です。
 嗜癖とは、通俗的に言えば、中毒のこと。
 例えば、月に200時間の残業をしてもまだ仕事をしたい仕事中毒です。
 
 
 それにハマると、してもしなくても、駄目といったダブルバインドになる。
 僕にも、仕事や飲酒の嗜癖が思い当たれましたから、先で学んだのです。
 すると、実に深遠な学びができたようで、再開した飲酒が以下に一変。
 
 「飲んでいると時に飲み足りず
  飲み終わった時に飲み過ぎている」
     ↓↓↓↓↓↓↓↓↓
 「飲んでいる時に飲み足りて
  飲み終わった時に適度に飲めている」
  
 本文でご案内したように、思考の枠・水準を変える学びは真に強力。
 
 思考は感情を変え、
 変わった感情は異なる行動を誘い、
 異なった行動をとおして、今までにない成果がやってくるのですから。
 
 なお、今回のダブルバインドの学びは、
 1冊目の著作に多大なる閃きを与えて下さった恩人、
 NLPの師匠であるクリスティーナ・ホール先生によりものです。
 
 クリス先生に改めて心より感謝を申し上げます。
 
 
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