試験本番で実力を発揮しやすくなれるイメトレとは

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【概要のご案内】
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 こんにちは。
 資格試験NLPコーチの近藤です。
 
 明日は七夕ですね。
 しかし、各地で土砂降りが続いています。
 
 関西や四国、九州北部に各種の警報が出されています。
 当地、そして近隣地域にも洪水や土砂災害警報が出されています。
 そうした危険な状況は数日間つづくとのことです。
 
 今も緊迫感を覚えながら書いています。
 通勤や外出の時、足下に十分にご注意下さい。
 また、冠水したところには近づかないことが賢明です。
 
 膝を超えた冠水の中を歩くのは実に困難です。
 皆さん、どうぞ無事にお過ごし下さいね。
 
 
 暦は既に7月でしたね。
 夏の試験シーズンが始まりました。
 
 今月は司法書士や弁理士、そして建築士などの本試験が実施。
 来月は中小企業診断士や公認会計士、加えて社労士などの以下同文。
 もちろん、他にも様々な資格試験が次々と行われます。
 
 試験勉強の仕上がり具合はどうでしょうか。
 もちろん、「仕上げはバッチリ!」ならば多いに結構です。
 その調子を本試験まで維持して合格を目指して下さいね。
 
 一方、「実力が発揮できなそうで何だか不安」かも知れませんね。
 その不安を放置していては、試験本番で実力が不発に終わりかねない。
 そうなることを事前に解消するには、何らかのメンタルケアが必要です。
 
 今回は、試験本番で培った実力を発揮しやすくなれるメンタルケア、
 その具体的な方法として、そのイメトレをご案内しますね。  
 
 
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【試験本番で実力を発揮しやすくなれるイメトレとは】
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 イメトレとは聞き慣れない言葉かもしれませんね。
 
 それは、「イメージトレーニング」の略称ですから、
 想像の中で走ったり投げたり、飛んだりと様々な練習をすること。
 
 イメトレは運動選手たちの間では既に常識となっている練習法です。
 実際にフィールドで行うのと同様か、それ以上の練習効果があるのですよ。
 
 それがあるのは、私たちの脳がイメージと現実とを余り区別しないからです。
 例えば、目の前にレモンや梅干しがあるとイメージしてみて下さい。
 その色や香り、そしてあの味を想像するとどうでしょうか。
 
 そう、現実にはそれがないのに、まるであるように体が反応します。
 口の中がキュッとなったり、唾液がジュッと出てきたりします。
 そうなるのは、脳が想像を現実のように捉えるからです。
 脳がイメージと現実とを区別しないからでした。
 
 そうした脳の性質を活用するのがイメトレです。
 イメージが上手にできると現実に何かをしたような効果が得られます。
 
 その効果は、無論、運動競技に限ったことではない。
 そうではなくて、知的な活動にも多いに効果をもたらします。
 例えば、アインシュタインはイメージを使ってあの相対性理論を創りました。
 光にのって宇宙の旅をすると、どのように世界は見えるか、想像したのでした。
 その想像を一般的に説明したのが、相対性理論だったのですよ。
 
 そうしたことから、イメトレは試験勉強にも多いに効果を期待できます。
 以前から、折に触れてイメトレをご案内してきた訳です。
 
 
 
 では、試験本番で実力を発揮できるイメトレはどうすればできるのか。
 
 その答えとして、こんな事例がありました。
 「とにかくイメージするんです」とある講師が言ったのです。
 その人は、自身がイメージするのが得意でそれで通じると思ったのでしょう。
 
 確かに、「それでイメージできれば苦労はしないよ」ですね。
 しかし、あることができればイメージすることは、実は簡単なのです。
 実は、試験本番に不安を覚えるのが、あることができている証拠なのですよ。
 
 ですから、その「あること」からご説明しましょう。
 
 
 
 「あること」とは人それぞれに得意なイメージの仕方があることです。
 
 その仕方について言えば、ある人は視覚的なイメージが得意です。
 別の人は聴覚的なそれが、他の人は身体感覚的なそれが上手にできます。
 
 それらの仕方に加えて、人は1つの想像から別の想像を簡単に創れることです。
 例えば、今この時間と同じ時に昨日は何をしていたかを想像して下さい。
 その想像ができたら、その前後で何をしていたか思い描いて下さい。
 
 実際にやってみて分かったように、
 実に簡単に時間旅行をすることができたはずです。
 人は1つの想像から次々と連想を拡げられる脳力を蔵しているのですから。
 
 以前の失敗をウッカリ思い出してしまい、次々と失敗を連想することもできる。
 思い出すことは、つまり想像していることですから、連想を呼び寄せます。
 実際に経験していない本試験を否定的に連想することもできるのです。
 
 以上、感覚的に得意なイメージの仕方と、
 想像から連想をすることの活用とが、あることと言う要点でした。
 
 
 
 その要点を押さえて、
 試験本番で実力を発揮しやすくなれるイメトレを次のようにします。
 
 1.自分が得意なイメージの仕方を確認する
 2.過去の肯定的な状況をその仕方で思い描く
 3.肯定的な気分で合格を果たした自分をイメージする
 4.3のイメージから逆順に試験本番の自分を連想していく
 5.イメージを終えたら、試験本番のことがどうかを確認する
 
 1段階ずつを以下に説明しましょう。
 
 
 1.は、「今と同じ時、昨日は何をどうしていたか」を想像すると分かります。
 
 得意なイメージの仕方が視覚の人は、その答えが画像として目に浮かぶ。
 それが聴覚の人は、その答えが周囲の音や言葉として耳に聞こえる。
 それが身体感覚の人は、その答えが体のどこかに感覚として覚えられる。
 
 それらの感覚が得意なイメージの仕方を教えます。
 もちろん、それぞれの感覚が組み合わされる人もいます。
 それやそれらを2.以降の段階の基礎としてイメトレができます。
 
 
 2.「以前に上手くできたことは何だったかな」と自分に問いかけるのです。
 得意なイメージの仕方で、問いに対しての答えが心の中にやって来ます。
 
 例えば、仕事や勉強で上手にできた事が絵や音や感覚として思い出される。
 次第に、視覚に聴覚、聴覚に身体感覚がと言うように感覚が広がってきます。
 すると、嬉しさや楽しさ、ワクワク感などの肯定的な気分も感じられます。
 
 
 3.2.で感じられた感覚を最も覚える体の部分に意識を向けます。
 その感覚と繋がり続けられるように、手でその部分に触れておきましょう。
 そうして、肯定的な気分で思い通りに合格を果たした自分をイメージします。
 
 例えば、郵便受けにあった合格通知書を手に取った感触を想像する。
 インターネットの合格発表で自分の受験番号を見ているイメージをする。
 「合格したぞ」と自分が喜んでいる声や周りの音をも心の中で聞いてみる。
 
 その様に1つの感覚から始まった合格のイメージを他の感覚も使って拡げる。
 絵や音、そして体の感覚を伴った近未来映画を見る様な想像をします。
 
 
 4.3.で想像した望ましい未来から過去を振り返ります。
 「こんな合格ができたのは、どのように本試験を受験したからなの?」と。
 
 その答えとなるイメージを、
 思い通りに試験を終えた時から始めて、
 午後の試験や午前中の試験へと逆順に連想を拡げて行きます。
 
 試験開始の時まで望ましい自分の様子を連想し終えたらば、
 以上を数回、合格を果たした時から試験開始までイメージします。
 繰り返しイメージすることで、合格をもたらす「未来の記憶」を創ります。
 
 記憶とは経験したことを覚えていることでした。
 繰り返し想像して覚えた未来の経験は、脳にとって現実と同値。
 合格をもたらす「未来の記憶」は、脳をして人を未来の経験へと強く誘います。
 
 
 5.確認として、「試験本番の自分はどうかな」と自問します。
 
 イメージが上手くできていれば、自然に自信や安心感を覚えるはずです。
 仮にそうでなければ、3や4の段階のイメージを肯定的になるよう補正します。
 
 
 
 以上で、試験本番で実力を発揮しやすくなれるイメトレは終わりです。
 このイメトレは、いかがだったでしょうか。
 
 なるほど、「面倒くさくて無理」でしょうか。
 仮に今はそうでも、無理ではなくなってきます。
 
 イメトレもスポーツの練習と同様に繰り返しで上達します。
 コーチを活用するとその上達をもっと早くすることもできますよ。
 
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【編集後記】
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 未来の記憶。
 
 それは望ましい未来から現在へと逆順に望みをつくること。
 そうすることは、特殊なことの様に思えるかもしれませんね。
 
 
 しかし、そうすることは、けっして特殊なことでもありません。
 事実、土木や建築に関して、人が昔から繰り返しやってきたことです。
 作りたい橋や建物、つまり望ましい未来をイメージして絵や図面にしました。
 
 それらを元に、何をどのようにして作るのか、逆順に様々な細部を設計する。
 設計つまりイメージして逆順に未来の記憶を構築してきたのです。
 換言すれば、逆順に未来を計画してきた訳です。
 
 そうした未来の記憶は、人をしてその覚えている経験を現実のものにさせた。
 昔、奈良の大仏を建立させ、京の都には壮麗な建築群を作らせた。
 今、瀬戸内海に巨大な橋を架けさせ、関東平野にスカイツリーを建築させた。
 
 
 人は、繰り返し望ましい未来から現在に向かって逆順に未来の記憶を作った。
 そうして、現在から望ましい未来に向かって想像を現実に変えてきました。
 
 未来の記憶を夢に、人は目を覚まして夢に生きてきたのですよ。


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◇責任者:「マインドマップ資格試験勉強法」共著者の一人、近藤哲生
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